ガァー君が体調を崩して猫の先生に急遽往診に来てもらい「気管支炎」のお薬をもらって、ガァー君にお薬をあげなければならないのだけれども、【元野良猫様】であるガァー君の「顎の筋肉」はとても強くて温室育ちのデコちゃんとは比べ物にならないのです。そんなガァー君のへの投薬は人間も命がけです!
大袈裟かな~(;一_一)イヤ、決して大袈裟ではありません。
これは、去年ガァー君に強制給餌した時のシリンジです、ひと噛みで先端が破壊されています。ひと噛みと言うか口を閉じただけで何本ものシリンジを破壊しました。
そんなガァー君の為(人間の為)に薬をあげる方法を一つ考えました。
『出汁を作ってお薬と混ぜて飲ませる』
【最初の投薬チャレンジ失敗】
投薬が簡単な【猫様】はお薬を口に入れて「お鼻をふうふう」と息を吹きかけたり、「お鼻をこすこす」とお鼻の頭をこすったりすると、お鼻をペロッとしてお薬を飲んでくれるんです。
「ふうふう・こすこす」作戦がダメな【猫様】にはお薬を粉状にして水で溶いてシリンジでお口の端っこから飲ませる作戦で投薬します。
大体どちらかの作戦でお薬を飲んでくれるのですが、ガァー君はどちらの作戦も撃沈なのです。
ガァー君はとても頭が良くて学習能力が高いので「ふうふう・こすこす」作戦が通用しない。
試しにまたたびさんと二人で「ふうふう・こすこす」作戦を決行したのです。口をあけて喉の奥の方にお薬を入れました。
ガァー君の口を押えてしばらく待ちます。
経験上、あの位置(喉の奥)に薬が入ったら飲み込んでくれます。
「ふうふう・こすこす」・・・
しばらく沈黙・・・
ガァー君の口元から泡状のよだれが~~~
クチャクチャしながらお薬をだしてしまった(T_T)
あの位置(喉の奥)にお薬を入れられたら大体飲んでくれるですよ(>_<)
もう少し奥まで入れるとしたら手に穴が開く覚悟でやらなければ無理だ(+o+)
「水で溶いてあげる」作戦も「ブジュブジュブジュブジュ~」と泡状の唾液をだしてお薬を出してしまう。
万事休すか・・・
しかし、諦める訳にはいかないのです、お薬を飲まないと良くならないし死んでしまうかもしれない。何か考えなくては。。。
【ヒラメキ!】
いい方法がないか考えながら【猫様】のご飯の準備をしていて【猫様】用かつおぶしを開けた瞬間、閃いちゃったのです。
「これで出汁を作って、その出汁でお薬を溶いたら飲むんじゃないかな?」
ダメ元で出汁を作って、お薬を溶いてガァー君のお口の端っこからチョット入れてみたら
「ごっくん」ガァー君が飲みました~~~やった~~~\(^o^)/
その後も少しずつ入れていったのですが「ブジュブジュ」する事も無く全部飲んでくれました!
飲み終わった後には、頑張ったご褒美に残った出汁が飲めます
※ガァー君・粉まぶし編もあります